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2015.01.13|自然環境 
ダイオウイカとヒナ【 天候:大雨 】

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こんにちは。
自然環境学科の竹田です。
 
実習やアースデイなどで大変お世話になっている円山動物園で、元日から「深海生物展」という特別展が行われています。
この特別展では、ダイオウイカの冷凍標本が屋外展示され、触ることもできるということで、子どもを連れて行って来ました。
 
しかし、この日は低気圧の接近と気温が上昇(翌日は暴風雪)、
1月とは思えない激しい雨が降る中、屋外の冷凍ダイオウイカは・・・
 
やっぱり展示中止でした・・・(泣)

このブルーシートの上にダイオウイカが横たわっているはずでした。
 
屋外展示の代わりに、避難したダイオウイカの見学ツアーを行っていたので、そちらに参加することができました。
 
ダイオウイカの避難先は、動物たちのエサを保管する冷凍庫。
4メートル級のダイオウイカは圧巻です(写真を撮り忘れてしまいました)
展示されていた他の深海生物も含めてですが、このような生物が生息している(深)海とは、何と神秘的でまだまだ謎が多いということを感じずにはいられませんでした。
 
その後、特別にということで、冷蔵庫にも入れてもらいました。
ここでは、果物や野菜などが保管されています。
大小900頭(匹、羽)を超える動物のエサを保管するには、思いのほか小さな部屋です。
案内の飼育員さんから、すぐにその理由が説明されました。
「新鮮なエサを与えるため、毎日仕入れているからです」
ちなみに、動物園で最も消費されるエサは「リンゴ」だそうです。
 
肉食の動物には、鳥肉、鹿肉、馬肉を与えているそうです。
我々人間が良く食べる豚肉や牛肉は、人間が食べるために改良されているため、価格が安くても動物たちには与えられないとの事です。
貴重な動物たちには、必要な栄養と新鮮さなど、エサにも細心の注意が払われています。
 
最後に、冷凍保存されている「鶏のヒナ」を見せてもらいました。
ヒナは全て「雄(オス)」です。
なぜだか分かりますか?
 
採卵する養鶏場では、必要なのは卵を産んでくれる雌(メス)だけです。
残念ながら、採卵用の鶏は食肉には向かないため、雄のヒナは全て処分される運命です。
動物園ではただ処分されるのみの雄のヒナを、動物たちのエサとして利用しています。
 
以下は、飼育員さんの最後の説明です。
「私たちは日々、肉や魚などを食べていますが、これは決してひとつの命ではなく、多くの命を犠牲の上に食べていることになります。(卵ひとつ食べるという事は、多くの雄の犠牲がある)これからはぜひ、食べ物に対する感謝の気持ちを持って、食事や給食を残さず食べましょう!」
 
ウチの子どもはダイオウイカと記念撮影ができなくて少し残念な様子でしたが、
私としては「食」と「命」について、あらためて考えさせられる良い機会となりました。
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