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2016.09.16|バイオ 
It’s a small world! @PCR

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9月9日重陽の節句。
バイオ学科の1年生が2年生(遺伝子・生化学コース)の遺伝子工学実習を見学しました。
ふだんの授業ではイメージできない「遺伝子を取り扱う」様子を、見て体感するのが目的です。


2班に分かれ、それぞれ9名の1年生を3名の2年生が指導します。
1班の隊長に任命されたのはK谷君、2班の隊長はY浅君。
担当の鈴木先生の説明を聞いて、実習開始!


見学・体験したのはPCR(遺伝子を短時間に大量にコピーする技術)の実験です。
男性と女性それぞれから採取した「口腔内上皮細胞」に含まれるDNAをのうち、「男女問わず 持っている遺伝子」と「男性のみ 持っている遺伝子」を大量にコピーします。
 
まずは、チューブ(プラスチック製の小さな試験管)のキャップに自分の名前とサンプルの番号を書きます。「利き手でない方の手」に使い捨ての手袋を着ける(=はく)のがお約束です。


チューブに数μLずつ、試料や試薬を加えていきます。
涙1滴が50μLですから、どのくらい微量かわかりますね!使う直前まで氷で冷やしておきます。


微量な液体を測りとるためにマイクロピペットという器具を使います。
先端のチップは1回使うごとに捨てるんだよ、8種類をすべて漏れなく加えるためには手順が書かれたプリントにチェックを入れながら・・・など、2年生からアドバイス。

チューブに試薬をすべて入れたら全体を混ぜるために「ピペッティング」という操作をします。
さらに、チューブの壁面に付着した液体を集めるために「フラッシュ」します。


チューブを「サーマルサイクラー」という機械にセットします。
94℃→62℃→72℃と一定時間ごとに温度を切り換え、PCRを進行させてくれます。
スイッチONして待つこと約1時間。パリピポーズで空気椅子をしています。実験には体力も必要。


PCRが終了したら、結果を確認するために電気泳動します。
寒天でできた板に小さなくぼみがあり、そこにサンプルをそ〜っと充填します。
2年生は手慣れたものですが、1年生もなかなかです。
電圧をかけるとサンプル中のDNAが大きさごとに分離されます。

寒天上のDNAはそのままでは見えません。
染色して紫外線を当てるとDNAのある場所が光って見えます。写真に撮るとこんな感じ。
男女ともに持っている遺伝子、男性のみ持っている遺伝子どちらも確認できました。実験成功!


結果を確認した後は、後片付けと次回実験のための準備を行いました。
DNAに直接触れる器具はオートクレーブで滅菌しなければなりません。
マイクロピペットのチップをケースに詰めてアルミホイルでくるんでいるところです。

1年生は教室でレポートを書きます。
来年のコース選択の参考になるといいですね。


2年生はこの半年間で大きく成長(涙)。
少ない人数で立派に1年生を指導していました。
終わってこの笑顔!

 
みなさん、お疲れさまでした。
 
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