寄生虫好きの方はどうぞ

11月はストーブを点けまいと思っていたのに、

積雪とともに、あっさり降伏してしまいました。



弱い。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







今日の話題は、ズバリ、寄生虫です。



学校のキンギョの背中に、1〜1.5cmほどの白っぽいボッコが突き刺さっていました。

もう、魚飼育経験者は何の寄生虫か、ピンときているかもしれませんね。

「イカリムシ」です。



魚だって生き物。

病気にもなれば、寄生虫にたかられることもあります。

このキンギョ。

学校に来てから間もなかったのですが、

気づかずに連れて帰ってしまったようです。



で。

世の中、イルカやクマノミだけが可愛い訳ではありません。

「キモ可愛い」という言葉が許されるほど、

生き物好きのストライクゾーンは広いのです。



そういう私も、一般人的にはNGな生き物たちが大好きです。



学校には、顕微鏡があります。

そして、目の前に、見てくれと言わんばかりの「イカリムシ」。



これはもう、拡大して見るしかないでしょう。

撮影するしかないでしょう。



アテンション!!! 



ここから先、NGゾーンです。

読むのを中止するか、薄目でご覧ください。



















まず、キンギョの背中に刺さっている様子。
IMG_5971a



黄色い三角の先の、透明な細長い物体が、ヤツです。

ピンセットで摘まんで引っ張ると、あっさり引っこ抜けました。





いよいよです。





まずは、全体像。

IMG_5975



おおっ!なんと奇妙な!

ウルトラ○ンなんかに出てくる怪獣みたいです!



キンギョに刺さってた部分。

IMG_5986



イカリムシの名のごとく、錨状です。

自分の身に置き換えて想像すると、これが突き刺さってるなんて、

なんか痛そうです。さむイボものです(関西弁で鳥肌の意味)。



胴部は透明で、中の消化器官らしきものが盛んに動いています。

動画も撮ったのですが、さすがにやりすぎかと思い、UPしませんでした。





一体何の仲間なのか調べてみたら、

ミジンコに近縁な、カイアシ類の仲間のようです。

海洋学科の学生ならコペ(コペポーダ)で通用するかな。

ケンミジンコといえば、想像できるでしょうか。



とても、同じグループに属しているとは思えません。

でも、ノープリウス幼生やコペポディッド期があるようなので、

お仲間なんですねぇ。



魚に刺さっているのは全部メスなんだそうで、

オスは交尾後、すぐに死ぬそうです(。。。)



あらゆる淡水魚に寄生するようなので、飼っている魚に刺さっていたら、

ピンセットで引っこ抜いて、ぜひ観察してみま

あ、いえ、ぜひ駆除してあげましょう。



でも。

寄生虫も必死で生きているわけですから、

駆除した後は観察してあげてもいいと思うのですけどね。