骨って意外と素敵です

初夢は、ホラーでした。

ポルターガイスト現象に始まり、最後は転んだ傷口を蛆虫に食べられました。

でも、初詣のおみくじは大吉でした。

一体、今年一年、どんな年になるのでしょう。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、熱帯魚を飼っていると、

寿命やら何やらで、魚が死んでしまう事があります。



そんな時みなさんは、その亡骸をどうされていますか?



海洋生物学科ではほとんどの場合、

天日干しにしてから燃えるゴミとしてゴミ箱に入れています。

まあ、亡骸の大多数がメダカやネオンテトラのような小さな魚なので、

「あぁ、死んじゃった。無念」という気持ちを持ちつつ、

長年連れ添うアロワナのような大型魚ほどのショックを受けないため、

埋葬するほどの丁重な扱いをしていないのが現実です。



でも、せっかく縁があって海洋の実習室にやってきた魚たち。

その死を次の飼育に活かすという有効活用はもちろんですが、

亡骸そのものを有効活用したい! と常日頃から岡本は思っていました。



そして、今回たまたまなのですが、

小型熱帯魚の亡骸をヤマトヌマエビたちが綺麗にお掃除してくれたので、

こんな物にしてみました。



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分かりづらいですね。

ピンボケですが、もう少し拡大してみると、



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こんな感じ。



骨格標本です。



骨格標本の身近な作製方法としては、

カツオブシムシや岡本の初夢にも出てきた蛆虫などに肉を処理してもらう方法と、

パイプフィ○ッシュなどの洗浄剤を使って、

タンパク質を化学的に分解してしまう方法などがあるかと思います。



虫にお世話になるのもいい方法なのですが、万人受けしないのが難点。

パイプフィニッ○ュもかなり有効なのですが、魚の場合、

軟骨が多くて骨どうしの接合部が繊細なため、

骨がバラバラになってしまうことが多いのです。



で、ヌマエビたちがこんなに綺麗にしてくれるとは思ってもみなかったので、

骨格標本にして永久保存することにしました。





魚種は、ハセマニア(別称シルバーチップテトラ)。

小型熱帯魚としては、必ずショップにいる安価なお魚ですが、

こうやって骨を保存してみると、なんだか貴重な存在にも見えてきませんか。



なんだか、ハセマニアの骨を保存して以来、

標本欲がムクムクと湧き上がってしまい、

現在は別の標本作製を考案中です。





学生のいない長期休みの間に新作にトライしてみて、

簡単で綺麗に標本になるようであれば、

いつか学生と一緒に魚の標本を作ってみたいな~と思っています。





皆さんもよろしければ、一匹丸ごと魚を買って来たら、

綺麗に食べて骨の観察をぜひしてみてください。



骨って、よ~く見ると結構いいもんですよ。