母魚の情熱

今年初の雪虫を見ました。

札幌の気温はまだ、20近くあるのですが、

雪虫を見ただけで何となく寒くなります。。。

冬には冬の良さがあるのですが、

やっぱり、海に行くには辛い季節。

今のうちに覚悟を決めておこうと思います。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、海洋生物学科には、結構な数の水槽があります。

2年生が一生懸命世話をしてくれていますが、

そんな水槽の中に、湖産シクリッドの水槽があります。



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アフリカにマラウィ湖というでっかい湖があって、

そこに生息する、アルカリ性の水質を好む、まるで海産魚のような美しい魚たちです。




シクリッドというグループに属する魚は、

卵や稚魚を保護する種類が多いのですが、

現在、ゴールデンゼブラシクリッドという魚の1匹のお母さん魚が稚魚を保育中。



先ほどの水槽には、



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こんなに一杯、ゴールデンゼブラがいますが(矢印の魚たち)、

黄色いのが雄、青いのが雌です。



普通の雌は、



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こんな感じでスイスイ泳ぎ回っていますが、

保育中のお母さんはこんな感じ。



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何が違うかっていうと、



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口の中で保育しているので、喉の辺りが稚魚で膨らんでいるのです。

口内保育するタイプの魚を「マウスブルーダー」といいますが、

ゴールデンゼブラはマウスブルーダーで、

産卵後すぐに、雌が口に卵を保護し、

ふ化するまで、飲まず(?)食わず。

情熱を傾けた保育です。



保育していない魚たちは、パクパク口を開けていますが、



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このお母さんはほとんど口を開けません。

1時間ほど観察して、ようやく口内に1mmほどの稚魚を確認できました。







もう少し大きくなるまでお母さんに保育をお任せして、

お母さんの体力がいつまでもつか心配ですので、

湖産シクリッド担当のMさんと相談しながら、いずれ口内から稚魚を出してあげます。






ちっちゃいチビちゃん達を確保できたら、またブログでご報告しますね!