見学実習に行ってきました

昨日、海洋生物学科の2年生が、
室蘭の水産関連施設に見学実習に行きました。
日帰りです。強行です。


一つ目は、北海道大学室蘭臨海実験所(海藻研究所)へ。
本村教授に海藻のお話をしていただきました。
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地球の歴史が始まって以来、様々な生物が誕生してきましたが、
それはひとえに、植物が存在するおかげ。
多様な藻類たちが二酸化炭素を吸収し、光合成をしてくれる結果、酸素を排出して、
降り注ぐ紫外線を防いでくれるオゾン層も作ってくれるので、
私たち人間を含む動物も、地球上で生きていけるのです。

また、海藻や植物プランクトンが吸収した二酸化炭素は、
海藻や植物プランクトンが死ぬと海底へと沈んでいくので、
陸上の二酸化炭素を底まで運んでいく(固定してくれる)役割も担っていて、
それが陸上植物に匹敵する能力かもしれない 

というようなお話でした。


ああ、海藻って素晴らしい!

魚と違って動かないからつまらない、なんていうのは、
生き物の一面しか見ていないからですよ〜。
海藻って、本当に面白い生き物なんですから♪


貴重な研究施設も見せていただき、
培養室も見学しました。
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次に、北海道栽培水産試験場へ。

北海道内の主要魚介類の種苗生産から放流・管理までの技術開発を担っている、
いわば栽培漁業の拠点のような施設です。
ここで開発された栽培漁業技術が、
後々、各漁協や普及所、種苗の量産施設などに行き渡り、
北海道の水産業を支えるわけです。

まず1階のロビーで、施設の概要をレクチャーしてもらいます。
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その後、量産棟をガラス越しに見学。
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キチジやカレイ、ニシン、キツネメバルなどの稚魚が、
丸い水槽内にた〜くさんいます。
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案内していただいた施設の方々は、皆さんとっても親切で、
質問にも丁寧に答えていただきました。


行きに、道を間違えるなどのアクシデントもあり、
押せ押せのスケジュールでしたが(ごめんね〜、みんな)、
新しいサンプリング向きの磯も発見し(ニヤリ)、
実りのある実習だったと思います。

それにしても、室蘭は遠いですね。
北海道地図の縮尺は、何年たっても感覚的に騙されてしまいます。


以上、海洋生物学科の岡本でした。

忍路臨海実習レポート

こんにちは。自然環境学科の田中です。

昨日の岡本先生のエントリにもあったように、先週木曜・金曜に一泊二日で小樽近郊の忍路湾に臨海実習に行ってきました。自然環境学科の1・2年生合同の宿泊実習です。忍路の実習は二年に一度の実施なので、どの学年も在学中に一度しか行けません。けっこうレアな実習です。

さて、出発の様子から順を追ってご紹介。

まずは初日の朝。学生達が続々とバスに乗り込みます。遅刻者はいないかー。
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前もって「初日の昼飯は、出発前に買っておきなさい」と話しているのに、毎回、出発直前になって「今からコンビニ行ってきていいですか(@_@;;」と焦りまくる学生がおります。不思議ですねえ。自分はこどもの頃「遠足」となると前の日にお菓子も全部準備したものですが・・・(でも雨合羽は忘れたりして^^; 食べ物は忘れないクチでした)

1時間半ほどで現地に到着。胴付き(腰まである長靴)を履いて、磯採集を始めます。こういうのが好きな人も、あまり経験がない人も、楽しそうに1時間ほど採集しました。画面奥、先頭の学生が見える崖のもっと奥の方まで採りに行けるんですよ。
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そういえば、2年前はなんと、この湾で「シャチ」が採れました。体長2mほどもある、中身がスカスカの、風船みたいなシャチです^o^ ドリームビーチ辺りから流れてきたものですかねえ。今年はそこまでの大物は採れませんでした。残念(笑)

採集も終わり、胴付きを洗ったり、長靴に入ってきた海水をひっくり返したり、運悪く転げてびしょ濡れになったりした人が着替えたりしています。
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ここは北大の臨海実験所で、非常に由緒正しい(?)施設です。なんと築百年を越えているとか! 築は古いですが、趣のある研究所ですよ。道内はもとより、全国から研究者が利用しに来ています。当日も、札幌の水産試験場の方が採集にいらしていました。カギセンでは、自然環境学科の他に、海洋生物学科も、バイオテクノロジー学科もお世話になっています。

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獲物です。海の採集の面白いところは、様々な「門(もん)」に渡って生物を見られる点です。大きな目立つ生物だけでなく、いろんな生物を探してもらいたいですね。

施設に戻ってからは、採集した生物の観察・スケッチ。あいにく写真を撮っていませんが、非常に良く描けているもの、爆笑もの、様々なスケッチの提出がありました^^; その後はお待ちかねの食事タイム。食事の後は引き続きスケッチと、灯火採集です。(ここから岡本先生と海洋生物学科の2年生Tさんが合流)

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灯火採集で採れたプランクトンを実習室に運んで、みんなで観察。

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これはアミです。ちっちゃいくせに、ちゃんと大人とほとんど同じ形をしています。

それから・・・岡本先生のエントリーで前フリされていたのがこれです。
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じゃじゃーん!! ヒメイカのこどもです! (^o^)/ 当夜、ヒメイカは合計3匹とれたのですが、その中でもっとも小さいのがこの子。体長1cmないんです! ちっちゃー!! ヒメイカは、大人になっても2〜3cmしかない、とっても小さなイカ。ペットにしたくなる可愛さです。せっかくなので、こちらのリンクで拡大写真を見られるようにしました。物好きなヒトもいるかと思って、壁紙サイズにしてあります。

続いてこちらはクラゲの刺胞。
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クラゲは「刺胞動物門」というグループに入っています。触手に「トゲ」があり、種によっては猛毒を持つのですが、そのトゲは「刺胞」という小さな袋に収められています。ちょうど、海の狩猟で使う「銛(モリ)」と「ロープ」のように、刺胞の中でトゲがとぐろを巻いているんです。それを顕微鏡で見られるようにして、接眼レンズにデジカメをくっつけて写したものです。トゲはかろうじて見えますが、とぐろを巻いているのが分かりにくいですねえ。肉眼で覗くときれいに見えたのになあ。

さて、一夜明けて午前中は、海藻標本の作成方法を学びました。
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水に浮かべた海藻を、ケント紙の上に載せていきます。ケント紙も水の中にいれてしまうんですよ。紙に載せて、新聞紙に挟んで、あとは学校で新聞紙を時々交換して乾燥させたら完成です。

小樽からの帰り道、石狩川河口まで足を伸ばして、海浜植物の観察をしてきました。後ろの建物は石狩浜海浜植物保護センター。
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予報では雨が降りそうだったのに、この二日間、けっこうジリジリと暑かったです^^

2年生にとっては最後の宿泊実習。学校に戻って一息ついていた学生達に「楽しかったかい?」と聞いてみたら、T君曰く「2年間の宿泊実習で一番楽しかった」とのこと。海ではしゃいだり、築百年の宿舎で寝泊まりしたり、短かったけれど充実した実習だったようですね。

復活したアイドル

朝夕すっかり涼しくなってきました。
秋ですね〜。
北海道の場合、秋を感じると冬を思い出すので、
ちょっと切ない気分になります。
サンプリングに行くのが辛くなりますからね。
(冬でも行くんですけどね。冬の方が海藻は多いですし♪)


先週の木曜〜金曜、自然環境学科が臨海実習に行きました。
詳しい記事は田中先生のエントリーを見てくださいね。

で、夜、明かりを灯して光に寄って来るプランクトンなんかを採集する、
いわゆる灯火採集をされると聞いていたので、

これはお邪魔しない手はない!

と、海洋生物学科2年生のTさんと一緒に、
木曜日に学校が終わってから行ってきましたよ!

採集した生物は、
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アイドルの復活です♪

まだまだ、先代のアイドルに比べて小さいですが、4尾確保!
網ですくったので、もうすっかり水槽内でリラックスしてくれています。
(釣ると、なかなか餌付きが悪いんですよね)

アイドルと同居する
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チビちゃんも愛嬌があります。
クロソイ。
こちらも、すでに餌付いてくれました♪


それから、危険生物も。
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アンドンクラゲ。

これからの季節、うじゃうじゃ出てくるんですが、
まだ走り(?)なのか、小ぶりです。
今ある設備だけでクラゲを飼育するのは難しくって、
何とかしようと改良を加えながら頑張っています。

昨年の飼育日数は越えたいな〜。


それから、とっても可愛いヤツも、海洋生物学科へやってきましたよ〜。
写真が上手く撮れなかったので、田中先生に記事をおまかせします!
今年の目標は、ふ化後の餌をなんとか発見することなので、
ペアリングしてくれるといいのですが。


磯遊びは、いつ行っても本当に楽しいですよね〜。
自然環境学科の学生たちも、一緒に行ったTさんも、
みんな目がキラキラしていました。

その日は結局、2時間以上も磯にいました。

家に帰ったら日付が変わっていましたが、
こんな心地よい疲れなら、毎日でも苦にならないです。


以上、海洋生物学科の岡本でした。

母川回帰〜2008年卒・KY君

少し前ですが、7月末日、
今年の3月に卒業したKY君が学校に遊びに来てくれました。

在学中は、まじめに授業を受けるとともに、
レッチリ(だったと思いますが。。。洋楽アーティストです)のライブに行ったりと、
公私共に充実した日々を送っている様子でした。


KY君は今、道東でお父さんと一緒に、
漁師さんとして頑張っています。

地元がお祭りで漁がお休みのため、
遊びに来てくれたのでした。


卒業してまだ数ヶ月なのに、すっかりたくましい顔つきになっていました。


日本の水産業を支える漁師さんとして、
これからも頑張ってくださいね。


そしてまた、学校にも遊びに来てください!

心がホッと温かくなること

こんにちは 自然環境学科の田中です。

今回もインターネット関連の話題で恐縮ですが、是非いろんな人に紹介したいと思っていたのでココでご紹介。

NASAの提供する「Astronomy Picture of the Day「今日の天文写真」とでも訳しましょうかというページをご存じでしょうか。毎日毎日、一枚の印象的な写真を紹介してくれるページです。全部英語なのですが、写真は楽しめます^^。 ときどき思い出したように覗きにいくのですが、ある日こんな動画が紹介されていました。

"Happy People Dancing on Planet Earth"惑星『地球』で踊る幸せな人々

最初は「ん?」と思うでしょうが、是非最後まで観てください。心がホッと温かく、優しい気持ちになること請け合いです。

説明(意訳):この人達は何をしてるの? 踊ってるんです。地球上のたくさんの人が、幸せであることを表す、その1つの表現方法として踊ります。幸せとダンスは政治的な境界線(国境)を超え、どの社会にも存在します。そしてマット・ハーディングは地球上のたくさんの国を旅し、ダンスをして、その様子をフィルムに収めてきました。その映像はきっと、全ての地球上の人々が、同じヒトという種の一部であるという繋がりを感じられる、感動的な手本となるでしょう。幸せは、多くの場合、人から人へ広がります。---- この映像を見て笑顔の浮かばないひとなんて、滅多にいないように。

まるでジャンパー

 こんにちは。自然環境学科の田中です。

 自然環境学科の科目にGISという科目があります。GISとは「Geographic Information System」の略で、日本語では「地理情報システム」といいます。簡単に言うと、地図をパソコンで使えるソフトにして様々な検索や調査などに利用できるようにしようというものです。身近なところではカーナビがGISに近いです。紙に印刷された地図では、住所から建物を探したり、距離を測ったりなどは自分でやらなければなりません。GISであれば、住所を元に検索したり距離を測ったり、もっと複雑なことをコンピュータが肩代わりしてくれるため、政府機関なども含めて様々なところで活用され始めています。授業ではGISの基礎を学び、業務用でよく使われているGISの基本操作を習得しています。

 さて。インターネットを使いこなしている人であれば、Googleの提供する「
Maps」と「Earth」は使ったことがあるかもしれませんね。これも無料で使えるGISの1つです。業務用のものに比べると複雑な検索などができませんが、世界中のいろんな街や土地に一気にジャンプできるため、仮想旅行するのも楽しいです。まるで映画の「ジャンパー」のようですね^^ 。Google MapsとGoogle Earthに、最近新しい機能が追加されたのはご存じでしたか? ストリートビューといって、気になった場所で「道に立った視点でものが見られる」という機能です。試しにこのエントリの中に、カギセンの入り口前の座標でのストリートビューを入れてみました。グルグル動かせますので、遊んでみてくださいね。



まあ、これだけはっきり映し出されてしまうと、プライバシーの問題などがあっていろいろ苦情やら削除要請やら出てきているようですね(顔はぼかしてあったりするようですよ)。当事者の方には申し訳ないですが、使い方次第で面白いことが出来そうな機能だと思いませんか?

あなたも、自宅の前のストリートビューを探してみては。家の前に停めてあるあなたの自転車なんかも映っているかもしれませんね^^