自然環境グラフィティ

こんにちは。自然環境学科の竹田です。



今年もあっという間だったという印象ですが、

みなさんはいかがですか?

目標を達成できた人、あともう少し・・・という人、

それぞれ今年1年で経験した事が、将来、役に立つ場面に出会うこともあるでしょう。


来年も、少しずつ着実に経験値を積み上げていきましょう!





今回は秋からの実習風景を写真で振り返る、

プレイバック自然環境!



~2泊3日の日高宿泊実習~



hidaka1 2_320

2年生は双眼鏡を持って、野鳥の観察中。

木に止まっている鳥を観察しますが、双眼鏡の視界に捕らえるのはコツが要ります。





hidaka2 2_320

1年生は捕虫網を持って、昆虫採集へ。

活動が盛んな夏を少し過ぎていたため、なかなか昆虫と遭遇できませんでしたが・・・




hidaka3 2_320

採集した昆虫は、図鑑を使って分類したり、それぞれの役割を勉強したり、

学校に持ち帰り、標本にしたりします。



hidaka4 2_320

日高を出発する前に集合写真をパチリ

3日間の実習で疲れ果てたみんなは、バスの中で程なく夢の中へ。

お疲れさまでした。





~石狩浜植生調査~



ishikari1 2_320

強い浜風の吹く中、石狩浜では植生調査の実習を行いました。



ishikari2 2_320

草地の調査では、1平方メートルの区域を設定し、

その中に生えている植物の種類、密度などを記録していきます。



ishikari3 2_320

続いて、森林の調査では、5メートル×25メートルの範囲を設定し、

生えている樹木の位置、種類、高さなどを記録していきます。



ishikari4 2_320

背丈ほどもある草木を分け入って、頑張りました。





~三笠化石調査~



mikasa1 2_320

三笠市は、日本でも有数のアンモナイトの発掘地なんですよ。

まずは博物館を見学。

大きなアンモナイトが数多く展示されています。



mikasa2 2_320

奥には土の中から石炭をみることができます。

三笠や周辺の岩見沢、夕張は、炭鉱の町としても有名ですよね。



mikasa3 2_320

ハンマーで石を割りながら、化石を探しています。



mikasa4 2_320

恐竜の骨を夢見て、発掘作業は続きます。



mikasa5 2_320

今回の成果はいかに・・・?





まだまだ紹介しきれませんが、今年もいろんな場所へ行って、自然に触れながら学んできました。

冬休み明けにも、野鳥の観察実習に出かける予定ですから、

寒さに負けない、体調管理と体力づくりを心がけてください。



ではみなさん、新年も元気に登校してきて下さいね。

良いお年を!

1年生のF君

こんにちは

バイオ学科の山崎です。



只今、学生さんたちは冬休みを迎えていますが

休み明けに実施する「中級バイオ技術者資格」の

模擬試験問題作成に追われています。



毎年2月始めの日曜日に実施されていた試験でしたが

来年からは1223日に試験日が変更されたようです。



そう、現在の1年生から23日の祝日に実施となります。



既に1年生には

「今年のクリスマスはしっかり楽しんでおくんだよ~」と

予告をしております。



そんな1年生の中に、私のブログを気にかけてくれている学生さんがいます。



F君は、実習最中に

「今日はデジカメで取らないんですか?」と気遣ってくれ

bio20091227-1



「ブログのネタにしてもいいですよ」とオチャメになってくれ

(右下でピースしているF君)

bio20091227-2



「ここ、いいところだと思いますが」と

本日のベストショットも披露してくれました。

(ちょっと顔が隠れてしまっていますが・・・)

bio20091227-3



次回、冬休み明けにはこの実習の続きがあります。



ノートをしっかり取っていないと

レポートを書くのが大変です。



資格試験で欠席していた学生さんは

お友達のノートを見せてもらって下さいね。

‘09 海洋生物学科(2年生と岡本が考えた)10大ニュース

年末になると、胃が疲れます。

暴飲暴食している訳ではないのですが、

何かと食べたり飲んだりする機会が増えますね。

それだけ、人との付き合いも増えているわけで、

楽しい時間が増える時期でもあります。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、早いもので、もう師走。

いつもバタバタ走っている私には、いつもの月と変わらない意味になってしまいますが、


あっという間に過ぎていった今年を振り返ってみると、

例年とは違った内容ではありますが、

例年通り、色んなことがありました。



そこで、海洋生物学科の2年生に、

今年の学科の10大ニュースを聞いてみたところ、

偏りもあるので、岡本が思い出したことも含めて発表してみます。





第10位 「I君は12月16日までウニの食べられるところを脳みそだと思っていた」


同じく

第10位 「I君は12月16日まで数の子をカタクチイワシの卵だと思っていた」



う~ん。何だか真実味のない話ですが、ひょっとして創作されたのでしょうか。

ちなみに、ウニの食べるところは生殖腺、数の子はニシンの卵です。





第8位 「1年生のB君がピラニア(の歯の標本)に噛まれて喜ぶ」



B君の性格が、2年生の中で誤解された出来事の一つでしたね。

これ以降、B君はピラニアが飼いたいそうですが、目的は何?!





第7位 「同じくB君が12月に海水浴をする」



そうそう。先日のブログにも載せましたが、入学体験会で厚田から来たS君もびっくりの出来事でした。先日、春まで海水浴禁止令を出しましたので、見納めです。





第6位「7回も入学体験会に来た高校生」



とても楽しんでくれていると思っていいのでしょうか! 海洋初の出来事で、体験会プログラムもフル稼働でした。来年4月に入学してきてくれるまで、体に気をつけて過ごしてくださいね。





第5位 「Mさんが2年生になって豹変する」



大人しかったMさんですが、2年生になってN君に海藻を投げつけたり、塩や水を撒いたり、なかなかのお転婆ぶりを発揮してくれました。いつも明るく、何事も頑張るMさんだからこそ、みんな笑ってくれているのかな~と微笑ましく見守っています。





第4位 「新しい校外・校内実習が増えた」



校内実習としては、サケフレーク作りやラミレジィの繁殖など、校外実習としては海釣り実習ができたこと、今年3月に卒業した学生のことでいえば、水質分析実習で発表会を実施したことなど、新規実習が増えたことは大きなニュースでした。新しいことを一気に取り入れることは難しいですが、毎年何か、新しいことはやりたいな~と思います。





ここからいよいよ、ベスト3です。





第3位 「かつてないベタの大繁殖」



昨年から観賞魚増殖学の授業で、ベタの繁殖に取り組んでもらい、今年から学校祭の模擬店で販売する取り組みを始めましたが、ものすごい数の子孫が繁栄しています。2年生も「さすがに増えすぎ」と現在は繁殖をストップしています。来年度の学校祭で大量販売いたしますので、ぜひお買い求めください。





第2位 「海洋だけでなく、他学科(バイオや環境)の人達と繋がりができた」



放課後、他学科の人と熱帯魚ショップに行ったり、休日に釣りに行ったり、スープカレー屋さんに行ったり、海洋の実習室や学生ホールでお茶したり、海洋の実習室にも気軽に遊びに来てくれるし、海洋の学生もとても楽しむことができたようです。学科内の関係だけではなく、学科や学年を超えて様々な話ができる環境は、宝物です。これからも、この経験を大切にして欲しいな~と思います。





第1位 「非公式ながら水槽部が賑わう」



ホントに、これはすごいことでした。非公式ながら、1階の水槽を管理する「水槽部」なるものができました。海洋の学生を主体に、環境の1・2年生、バイオの2年生と、学科や男女や学年も関係なく、みんなで水槽を管理することができ、横の広がりができたのはとても楽しいことでした。来年度、あるいは将来、公式のサークルとして活動できる日が来るよう、今後も継続してこの場を大切にしたいと思います。







以上、様々なことがあった1年でしたが、

来年も、今年以上に楽しい年にしたいと思います。





Tampas Lowry Park Zoo
seacow



ちなみに。

今年は丑(うし)年ということで、

最後にジュゴンの写真を載せておきます。

海洋生物で「ウシ」といえば、海牛(カイギュウ)目の生き物です。

陸上のウシとは全然違った容姿ですが、

似ているところも色々あるんですよ。

のんびり屋さんのジュゴンが今年1年、幸せにのんびり暮らせた年だったなら、

きっと海洋環境もまだまだ捨てたものじゃないのでしょう。









最後に、今年一年、楽しく過ごせた事を感謝します。

ブログを読んでくださっている皆様にとって、

来年が良い年になりますように!

学生なしではありえない冬休み

ウナギが好きです。

いえ、食べる方ももちろんですが、

ペットのウナギです。

以前、シラス状態で連れて来た2匹ですが、

可愛すぎて目がハートになります。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、カギセンも冬休み。

諸々の事情でまだ登校してくる学生もいますが、

海洋生物学科の実習室はシ~ンとしていて、

魚たちだけが動き回っています。



例年、学生が冬休みになると、

実家に帰ったり、インターンシップに行ったりと、

魚の世話をする人間が激減しますが、

ことしの2年生は、冬休みも頑張って世話をしに来てくれています。



年末、定期券が切れるクリスマスまで、

平日、休日を問わず毎日世話をしに来てくれているのが、N君。



IMG_7954 2_320



誕生日を迎えたということで、

お祝いにあげたオレ○を食べながら、

一生懸命水換えをしています。



年明けには、成人式前にわざわざ実家から帰ってきてくれるI君とバトンタッチ。



岡本は、学生のいない年末年始、

魚の無事を預かって、I君に引継ぎです。





生き物を飼うというのは大変なことですが、

自主的に交替で世話をしに来る学生は、すごく楽しそうにしてくれているので、

海洋の学生なくして岡本は楽しく過ごせないな~と、

改めて感謝しております。



本当は来たいといっていたMさんも、定期券切れなので仕方ないです。

その気持ちだけでも十分!





みんな、良い冬休みを過ごしてくれるといいなぁ。

すでに入学生扱い

「お得」という言葉に弱いです。

商品に景品が付いていたり、○○還元セールだったり、

お得感たっぷりの商品を見ると、ついつい余分に買ってしまいます。

結局、買いすぎて損しているような気もするので、

最近、商品を前にして深呼吸をしながら冷静になることにしています。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、カギセンではほぼ毎月のように、入学体験会が実施されていて、

海洋生物学科にもたくさんの高校生が来てくれています。

今年の体験会では、海洋にとって初めての出来事がいくつかありました。



体験会のプログラム内容で、新しく取り入れたものもその一つなのですが、

なんと言っても、参加者のリピート回数が過去の記録を更新したことです。



通常、体験会に来る高校生は、1回の参加で海洋を気に入って入学してくれたり、

リピーターとなって2~3回参加してから入学してくれるのですが、

今年はなんと、7回も来てくれた高校生がいます。



こんなに繰り返し参加してくれたのは、海洋初の出来事です。



先日の入学体験会で、厚田から来てくれたS君は、

すでに特待生試験も終えて、後は入学を待つばかりなのですが、

今回で7回目の参加となりました。



ほとんどの体験会プログラムを既に終えているので、今回は特別メニューにしてみました。



土日にちょくちょく、岡本と在学生は、海に海水を汲みに行くついでに、

磯採集も楽しんでからカギセンまで帰って来るのですが、

S
君はもう入学生と変わらないよね~と、

在学生と共にこの寒空の中、海に一緒に行ってもらいました。



海洋で海水汲みの場所といえば、小樽市忍路。

現地に着いてまず、胴長を着て海水を汲みましたが、

その後、やおら、1年生のB君が着替えを始めました。



IMG_7910



あの~、雪が積もってますが。。。

気温1の中、



IMG_7912



ポージングで撮影に応えてくれました。

この後、信じられないことに、



IMG_7913



B
君は冬の海に入水。

当然ながら、



IMG_7915



「うおぉ~!」と気温を雄叫びで表現することになります。

この日はまだ、無風で波もなく、穏やかな磯採集日和だったのですが、

それでも海水温は、完全に冬設定です。



(注)B君は日頃からスポーツで鍛錬している上、十分に準備をして入水しましたが、


この水温でウェットな状態で入水するのは非常に危険な行為です。

風があれば体温が奪われる率も高まります。

   私も常にB君の様子を見て陸に上がるよう指示しましたが、

   皆さんは絶対に真似しないように注意して下さい。

   (まあ、普通は入らないと思いますが。。。)





みんなで磯採集を楽しみましたが、



IMG_7922



9月に入水した時より寒くないと、B君、完全に潜水を始めてしまいました。。。



今回は、アミやアメフラシなど小さな無脊椎動物が多く見られた中、



IMG_7919



エチゼンクラゲと思われる打ち上げられたクラゲを発見。

真ん中に体験会参加者S君を挟み、2年生のN君とMさんで記念撮影しました。



この日の獲物は



IMG_7923



B君が身を挺して捕獲したカレイと、岡本が授業で使う海藻、

先日採集したヤガラの餌とするアミなど。



最後は、



IMG_7924



ツララに向かって雪球を投げ、軽い雪合戦をした後、

みんなで温かい飲み物を飲みながら帰ってきました。



参加したS君も「寒かったけど、楽しかった」と言ってくれたので、

次回、もし参加してくれるなら、また海に行っちゃうかもしれません。

(もちろん在学生は「時間が足りない!」と言うほど楽しんでいました)

S
君、もし海に行くことになったら、次は雪が降ってても行くからね~。

(先輩たちは「次、いつ行くんですか!」と言って楽しみにしてますので)



すっかり、入学生扱いとなりましたが、

入学後の学生生活のワンシーンを早くも体験してもらったという意味では、

まさしく入学体験会だったのかな~と思います。



ちなみに、N君とMさんへ。

冬の海に浸かった後輩のB君を「海洋の伝説の男になった~」と尊敬するのは、

相当な勘違いですからね。真似しないように。



それから、2年生の支援学生I君へ。

S君とは別の体験会初参加者のためにカギセンに残ってもらいましたが、

いつも頼りにしているので、安心して任せられるんですよ。

「僕も海に行きたかった!」という気持ちを汲んで、

今度の磯採集は、I君の都合に合わせて計画するので、許してくださいね。

記念講演を聴きに、いざ北大農学部へ

こんにちは

バイオ学科の山崎です。



先日、1年の微生物学の授業を担当していただいている

非常勤の先生からのご案内で



「北大の研究者達がつむぐ微生物の世界」



と題した、微生物における研究について

様々なテーマでの講演を バイオの1年生が聴講しました。



少し寒かったですが、天気は悪くなかったので

歩きながらのおしゃべりもはずんでいました。

bio200912111 2_320



せっかくだから と言うことで

農学部を背景に・・・。

bio200912112 2_320



ここまでは、とてもにこやかな雰囲気でしたが

正面入口を通ったとたん、緊張感でいっぱいでした。

bio200912113 2_320



4階にある大講堂では、既に多くの方が入られていて

学生さんたちは、それぞれ散らばって着席をしました。



会場の雰囲気も・・・と、デジカメを出そうと思いましたが

かなり重々しい空気があり、撮影を断念しました。



公演では



種類の異なる微生物どうしで、様々な物質を受け渡しが行われており

お互いに助け合っているという関係があるお話や



現在100種類ほどいるビブリオ菌の進化についてのお話



根圏微生物の特徴と植物にとっての重要性のお話



物質が化学合成されて作られるよりも

遺伝子組換えを行った微生物によって

低コストで生産可能になる技術研究についてのお話  などなど。



少し難しいお話でしたが

1年生はしっかりメモを取っていたようです。



なかなか味わえない緊張感の中で

熱心に話を聴く1年生の姿を見て

「一回り 大きくなったかな」 と感じました。



いただいた資料も参考にして

bio200912114 2_320



さあ、提出期限を守って講演についてのレポートですよ~!

ラミレジィの仔魚

海に行ってきました。

授業で使う海藻を採集するためです。

この時期、水温が週ごとに格段に下がっていくのが、体感温度で分かります。

これからの磯遊びは、5分ほど海水に手を浸けて、

寒いという感覚を麻痺させてからが勝負となります。

それでも楽しいと思う自分に、ちょっぴり呆れつつも、

ちょっぴり得意気になるのは何故でしょう。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、先日、

海洋生物学科の2年生が繁殖に取り組んでいる熱帯魚として、

ミクロゲオファーガス・ラミレジィをご紹介しましたが、

ついに、次々と仔魚がふ化を始めました。



これが、ふ化数日後のチビラムです。



IMG_7899



親とは似つかない容姿です。

ベージュ色のお腹は、栄養が詰まったヨークサック。

まだ泳ぐこともせず、尾鰭を振りながらプラケの底でジタジタしています。



実は、学生にチャレンジしてもらう前に産卵してしまったペアがいたのですが、

その卵からふ化した稚魚が1匹だけ大きく育ってきていまして、



IMG_7903



この写真はふ化後およそ1ヶ月経過したものです。

先ほどの仔魚よりも成長している感じがしますが、

それでもまだまだ、親とは形が異なります



この稚魚のお腹も色付いていますが、

餌となるブラインシュリンプをたくさん食べた後で、

ヨークサックとは異なります。





卵の致死率が高く、放っておくと卵に水カビが生えてくるので、

2年生はメチレンブルーで消毒したり、

死卵を頑張って除去してくれています。



その甲斐あってか、ふ化後の仔魚たちは元気にしている様子。



これから、親と同じ形になっていく過程が楽しみです。

母川回帰~2009年3月卒・HTさん

先日、Tさんが学校に遊びに来てくれました。

彼女は水族館の飼育係をして働いています。



現在、彼女は道東にいるのですが、

3日間だけお休みをもらって、実家のある道央圏に帰る途中、

学校に寄ってくれました。



やはり、生き物を相手にする仕事だけあって多忙な様子でしたが、

仕事はとても楽しいようで、生き生きとしていました。



今回、色々と彼女の変化を見ましたが、



その一。化粧をしている(ナチュラルメイクで、しかも私より上手い。。。)

その二。偏食が少し直っている(白身魚が食べられるようになったが、煮魚はまだ無理)


その三。会話の幅が広くなった(相手に合わせて会話を選んでいるが、マイペースなのは変わらず)



と、Tさんらしさを残しつつも、

社会人として働き、自活しているんだなぁと感じることができました。



カギセンで飼育されている魚たちもじっくり見ていきましたが、

本当は、お休みを利用して水族館を見たかったようです。

残念ながら、家の用事で帰省するだけなので、そこまで時間の余裕がないとのこと。

今度、ゆっくり帰ってくることがあったら、一緒に水族館巡りでもしようね!



体にはくれぐれも気をつけて。



そして、来年度、カギセンに入学してくる弟にもよろしくね!

カビのちびまる子ちゃん

こんにちは

バイオ学科の山崎です。



週の初めの月曜日。



さぁて、今日からまた一週間 頑張るかぁ~

と、思っていたのに



お向かいの先生から

「今日は、ずいぶんダメダメな顔だね」と、一言。



確かに瞼が少し重たく感じており

一応、「体調が悪そうだね。」 ということだと思いますが



ダメダメな顔 と聞くと

つい、「どーせ生まれつきです!」 と言いたくなってしまいます。



ちょっと気分を悪くしたところに

白衣のポケットに 心当たりのないお菓子が入っているのに気がつきました。

bio20091209001



きっと、あの身長5m(前回のブログです)のお詫びかな・・・

と、勝手に思い込んで にんまりしました。





さて、1年生の微生物学実習では、

いろいろなカビを顕微鏡で熱心に観察して、スケッチをしてきました。



培養したカビのシャーレのふたを取ると・・・

bio20091209002



びっしり白い菌糸を伸ばして(シャーレの縁からあふれ出して)います。

bio20091209003



このカビは、見た感じがクモの巣にみえることから

「クモノスカビ」と呼ばれています。



実習を重ねるごとに

学生さんの顕微鏡操作も上達してきたように思います。

bio20091209004



クモノスカビを顕微鏡で見ると こんな感じ。

bio20091209005



チビまる子ちゃんの後姿に見えますが



黒っぽい胞子が外れると こんな感じ。(ちょっとショッキング)

bio20091209006



時々、驚きや笑い声が聞こえますが

スケッチになると、恐ろしいくらい静かになります。



学生さんが書いたスケッチを少しだけ紹介しますね。
bio20091209007
Mさん)

bio20091209008
(Hさん)

bio20091209009
N君)



もっと面白いところを探そう・・・

と、私も一緒に顕微鏡を覗いていますが



眼がショボショボしてきて、これが結構疲れるんです。



疲れたときは、やっぱり甘いもの!



そう、あのポケットから出てきたあのお菓子を

実習終了後、職員室でひっそりと



楽しみが待っているって 幸せですよねぇ♪

サケの人工授精実習

小学生の時、鼻からうどんを出すのに憧れて、

口にうどんを含んだまま前転をしたという話を学生にしたら、

「変態」と一蹴されました。

誰しも小さい頃に通る道だと思っていたのですが、違うのでしょうか。。。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、先日、海洋生物学科1年生は、

豊平川さけ科学館でサケの人工授精実習を行いました。



北海道といえば、何といってもサケですよね。

これから先、どんな職業に就こうとも、

海洋を学んだ者として、

サケの人工授精は一般常識に等しいくらい知っておいてほしいことです。

札幌市民にとってサケといえば、豊平川さけ科学館。

ということで、今年も例年通り、お世話になりました。





まずは、実習の流れを説明していただきます。



bio20091202IMG_7796



続いて、サケの確保。



bio20091202IMG_7805



やっぱり、海洋の学生たちは魚に触ると嬉しそうです。

続いて、バケツにサケを突っ込んで何をしているのかというと、



bio20091202IMG_7806



メスに麻酔をかけているところ。

では、オスはどうしたかというと、



bio20091202IMG_7813



頭を棒で殴ります。

私も学生の時にやったことがありますが、

一発目はかなり勇気のいる作業です。



実習室に戻って、まずやることは、



bio20091202IMG_7822



尾叉長といって、頭の先から尾びれ凹んだ部分までの長さを測定することと、



bio20091202IMG_7825



体重を量ることです。

これは1匹ずつチェックします。



測定が終わると、



bio20091202IMG_7832



丁寧にサケの体に付いている水分をふき取ります。

なぜかというと、卵や精子は、水に触れて初めて活性を得るので、

人工授精する前に水に触れてしまうと、未受精卵がたくさんできてしまうからです。

地味ですが、大切な作業ですね。

(ただし、大量にふ化させる施設ではやらないことがほとんどだそうです)



お腹の卵を傷つけないよう、この



bio20091202IMG_7847



特別な道具を使ってお腹を裂いたら、

腹から卵を取り出します。



bio20091202IMG_7843



ここで、あちこちから「美味しそう」という声が聞こえてきましたが、

受精前なので、まさしくイクラであることを思えば、同感です。



卵が傷つかないように鳥の羽を使って、



bio20091202IMG_7850



容器に卵を移します。

その後、オスのお腹を絞って、精子を卵にかけます。



bio20091202IMG_7860



再び鳥の羽を使って、精子と卵を均等に混ぜます。



bio20091202IMG_7865



そして、精子と卵をよく混ぜた状態で、水の中に投入します。



bio20091202IMG_7868



この瞬間に受精します。



人工授精させるだけではなく、

測定結果を記録したり、



bio20091202IMG_7876

bio20091202IMG_7881

鱗を抜いたりもしました。



bio20091202IMG_7879



抜いた鱗はどうするかというと、



bio20091202IMG_7890

bio20091202IMG_7889



年齢査定をして、何歳魚なのかを調べます。

この写真の鱗は、3歳魚のものです。

輪が狭くなっているところが3箇所あるのですが、分かるでしょうか。



最後に、



bio20091202IMG_7895



内臓や脳、耳石などを解剖で見せていただきました。



時間がなくて、ここで実習は終わりましたが、

他にも、採卵した卵の数を調べたり、

色んなことを調べることができるんですよ。



豊平川さけ科学館の方も、分かりやすく丁寧に教えてくださって、

学生たちも勉強になったと思います。



今後、色んな場面で思い出して、

進路や勉強に生かして欲しいですね。