春の自然観察実習 その2

こんにちは

バイオ学科の山崎です。



さてさて、前回のブログの続きです。





よくテレビのドキュメンタリーなどで

野生の動物が 

食うか食われるかで シビアな世界が紹介されますが



植物だって 生きていくために

人知れず様々な手段を講じているのです。





「芝は刈られて強くなる」



太陽の光を得るために

植物は丈を高くして光をいっぱい浴びたいのですが

なりたくてもなれない もろもろの事情があります。



そんな中

草食動物が食べたり、人間が草を刈ったりすることで

多くの植物は大きなダメージを受けますが

芝は生長点が他の植物より低い位置にあるため

刈られることで光をめぐる競争は、他の植物より有利になります。

bio20100530-01 2_320





この木は、他の木と比べて

樹皮が軟らかくて弾力があります。



さてこの軟らかいコルク層はなぜ必要なの?

bio20100530-02 2_320



ワインの栓などに使われるコルク

コルクガシの樹皮(厚いコルク層)から作られます。



コルクガシは頻繁に山火事が発生する所に生えていて

コルク層である程度の熱さにも耐えて生き延びているそうです。



さらに

ニリンソウカタクリといった春植物の生きる手段や

bio20100530-03 2_320



他の植物の生長を抑える物質を放出したりする

アレロパシーの話や

bio20100530-04 2_320



できるだけ多くの子孫を残せるよう

鳥や昆虫などの動物、風、水などにゆだねた種子分散の話など



レポートにまとめるのが大変なくらい

いろいろな話がありました。



そんな植物の仕業に

まんまとやられてしまった学生さんもいました。

bio20100530-05 2_320



足元にくっつく実がついて、まさに種子分散です。

bio20100530-06 2_320



時折、シマリスが私たちを歓迎してくれて

私たちを和ませてくれましたよ。

bio20100530-07 2_320



しかし実習が終わると・・・



どこからそんな元気があるのか?
どこからそんなボールが出てきたのか?

とにかく あまりの元気のよさに驚いてしまいました。



bio20100530-08 2_320



翌日の話ですが・・・

恐れていた筋肉痛もなく

平穏な1日を過ごしましたが

逆に何も無いことが、かえって気持ち悪いです。

サンピアザ水族館見学実習~シビレる体験~

先生と一緒に飲みに行きたいと言われました。

嬉しいのですが、液体のお米が大好きなので、

学生に嫌われないか心配です。

いえ、普通に陽気に飲むだけですよ。

お酒は二十歳を過ぎてから。健康的にほどほどに。がモットーです。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、先日、1年生が新さっぽろのサンピアザ水族館に見学実習に行きました。

1年生の校外実習としては2本目ですが、

初回の豊平川さけ科学館では、岡本は学校で留守番だったのと、

倉本先生のカメラに不具合が生じたため、残念ながらご報告できませんでした。



学生も岡本も、水族の生き物は大好き。

この日を心待ちにしていました。





まずは、入り口で記念撮影。



IMG_2863



「ハイ、チーズ」って、最近言わないらしく、

ジェネレーションギャップに敏感になってきたため、

「撮りますよ~。ハイ」って言ったら、

数名の学生から「え~!目、閉じてたかも!」と抗議の声が上がりました。

人生にそうそうチャンスはないのです。確実に好機を捉えましょうね。





中に入って、飼育係の方から、サンピアザ水族館の特徴や、展示されている魚、

濾過システム、飼育係の仕事などについて詳しく教えていただきます。



IMG_2865

IMG_2867



展示側だけでなく、その裏側のバックヤードにも連れて行っていただきました。



IMG_2873

IMG_2876



都市型水族館ならではのスペースのため、

上部の配管類から大切な頭部を守る必要があるので、ヘルメット着用です。

一番背の低いSさんは、ノン・ヘルメットが許可されましたが、

ヘルメットを装着できなかった無念さは、飼育係の方からプレゼントしていただいた

サメの卵の抜け殻で帳消しになったでしょうか。



そしてこの水槽で、岡本はちょっとしたことをやらかしてしまい、

K君に助けてもらいました。お魚に何事もなくて本当に良かった。。。



見づらいですが、



IMG_2872



コツメカワウソとも握手してもらいました。

岡本に大サービスしてくれたコツメの手の感触は最高でした♪

SさんとHさん曰く、「湿った赤ちゃんの手」です。



最後は、館内の自由見学にしましたが、大半の学生が残って熱心に見学していました。




IMG_2886



ドクターフィッシュに角質を掃除してもらったり、タッチングプールで魚を触ったり。


すると、解説していただいた飼育係の方が、特別にデンキウナギの説明も始めてくださり、

さらに、バックヤードで飼育しているデンキナマズを見せてもらいました。



IMG_2887



実際に、デンキナマズに触れて、電気を実感している学生たち。

きっと、シビレるような貴重な体験をしたことでしょう。

(もちろん、岡本も敏感な指先で触らせていただきました。強烈な電気風呂でした。。。)




それから、岡本の大好きな



IMG_2882

IMG_2883



オオグソクムシも見ることができ、視覚も十分にシビレさせてもらいました。







学生達のたくさんの質問にも、飼育係の方が丁寧に答えてくださって、

みんなとても有意義に過ごせたんじゃないかと思います。

どんな道に進もうとも、参考になることもたくさんあったしね。

岡本は、また行きたいな~と後ろ髪を引かれながら学校に戻ってきましたが、

学生も、もっといたかったんじゃないかな~。

物足りない人は、年間パスポートでも買って何度でも行ってくださいね。

母川回帰~2008年卒YI君、2009年3月卒・HTさん~

最近、卒業生が度々遊びに来てくれますが、

先日、2008年3月に卒業したI君が久しぶりに学校に来てくれました。



在学中、勉強に実習に磯遊びに、何事も楽しみながら頑張っていたI君ですが、

(イソギンチャクが付いたでっかい岩を学校に持ち帰ろうとして、

ざっくり手を切ったことなど、鮮明に覚えていますよ)

卒業後、人材派遣会社に就職。

リーマンショックの影響や派遣する側ということで様々な苦労したそうですが、

現在は地元に帰ってきて食品会社で働いているようです。



きっと大変だったとは思いますが、

学生時代、卒業後の頑張り、その全てが無駄ではなかったと思います。

だから現在、ちゃんと勤めることもできて、

I君の人生も深いものになっているんだと思います。



何より、何があっても道を切り開く力強さは、頑張った自分にしか培えないものです。


その宝物を大切にして、これからもI君らしく頑張ってくださいね。

何かあったら、いつでも学校に来て下さい。

先日、学校に来てくれた時は、入学体験会後で高校生と話しをしていたので、

ゆっくり話すことができなかったから、また来てくれるのを楽しみにしてます。







先日遊びに来てくれたばかりの、標津で水族館の飼育係をしているTさんですが、

休暇明け1週間の勤務後、再び休暇をもらって実家に帰る前に学校に来てくれました。


前回約束していたので、日曜日、一緒に豊平川さけ科学館に行ってきました。

さすが、飼育係をしているだけあって、サケ科稚魚たちの見分け方もバッチリでしたよ。


(岡本は、サケ科稚魚たちの微妙な違いを見分けるのに必死でしたが)



その後、市内の大型ホームセンターへ移動し、熱帯魚コーナーを視察。

学校に帰って、岡本が飼育しているクラゲを少し分けてあげました。

頑張って殖やして、展示に活かしてくださいね。

春の自然観察実習 その1

こんにちは

バイオ学科の山崎です。



桜の花も散り始め、緑がきれいな季節になってきました。



バイオ学科の1年生は

春の自然観察実習と題して

今年初めての校外実習を行いました。



まずは、教室で説明と注意事項です。

bio20100526-0101 2_320



そして、図鑑と筆記用具を準備して、円山原始林へ出発!



歩きながら会話もはずみ、気分はもう遠足です。

bio20100526-0102 2_320



途中、先生から

「チューリップの花びらは何枚?」と聞かれて

bio20100526-0103 2_320



5枚」「いや6枚」と、返って来ましたが



きれいな花と思っていた部分は

実は 花びら3枚 がく片3枚 からできていました。





またまた 先生から

「じゃあ タンポポは?」

bio20100526-0104 2_320



タンポポは 筒状の花と舌状の花が集まったもので

「タンポポ1つで花束もらったようなものだ」

と、説明がありました。



そして円山公園入口付近で

草の上に落ちていた、エビフライ? のようなものを拾って



「これな~んだ?」

bio20100526-0105 2_320

bio20100526-0106



リスが食べた後のマツボックリ

本当にエビフライに見えました。



今回の自然観察実習の本題に入る前に

いろいろ おまけ がありました。



さてさて

この続きは、次回のブログで。

母川回帰~2009年3月卒・HTさんとMI君、2008年3月卒・HW君

たまたまですが、学年の異なる2世代の卒業生が同じ日に学校に遊びに来てくれました。








2009年3月に卒業したTさんは、何度も学校に遊びに来てくれていますが、

標津で水族館の飼育係をしています。

GWはお客さんがたくさん来るので、今、お休みをもらっているところのようです。

相変わらず色々と頑張っているようで、絵画教室に通い始めたとか。

カギセン海洋の学生たちも、授業で度々スケッチをしますが、

絵を描くって、よ~く対象となる生き物を観察しないといけないので、

きっと本業にも役に立つんじゃないかな~と思います。



I君は大阪で錦鯉の世話をしていたのですが、

どうやら海水魚の養殖の仕事がしたいらしく、

現在札幌の実家で新たな人生計画を立てている最中のようです。

在学中に道外に就職することへ不安を募らせていたI君ですが、

「一旦、内地に住んでしまえば、なんてことないですね」と話して、

「できれば四国か九州に行きたいです」と逞しいコメントを述べていました。



学校に2時に集合と言っていたのに、I君を2時間近く待たせたTさんは、

2年も札幌に住んでいたのに、なんと、道に迷ったとのこと。

I君と岡本で携帯に連絡しても全然繋がらなくて焦りましたが、

道に迷った上に携帯を紛失したようで、

Tさんらしさは在学中と変わらないなぁ~と微笑ましく思いました。





2008年3月に卒業したW君は、卒業後、様々な経験をして、

現在は漁業をしながら小料理屋さんでも働いているようです。

在学中は勉強が苦手そうで、でも一生懸命頑張って卒業したW君ですが、

「学校ではお世話になりました。

カギセンに来て良かったって、本当に今は思ってます」

と、なんとも嬉しい言葉をかけてくれました。

卒業してまだそんなに経ってないので、外見はあんまり変わってませんでしたが、

話をすると、随分と大人になったなぁと、なんだかしみじみとした喜びが湧いてきました。







卒業後、様々な仕事をし、人生を送っている卒業生たち。

単に遊びに来てくれる楽しみだけではなくて、

卒業しても岡本に前向きな刺激を与えてくれて、嬉しい限りです。

また遊びに来てくださいね~。

微生物 万歳!

こんにちは

バイオ学科の山崎です。



GW
はいかがお過ごしでしたか?



私は ついつい遊びすぎたために

(仕事のことも家のことも)いろいろとマズイことになっています・・・。

bio20100518-01 2_320

(円山動物園の「マルヤマン」に会ってきました)





さて、1年生の微生物学実習では

今年も空中落下菌の測定を行いました。



空気中にも目に見えない微生物が浮遊しているんだよ

と、いうことで

グループごとに分かれて実験しました。



1
週間後、落下菌を培養したシャーレを見るなり 

「きゃぁ~」 「げぇぇぇ」 「うゎ~」とにぎやかな反応でした。

bio20100518-02 2_320



よーく見てみると

ポワポワしたものだったり、粉っぽかったり



中には、盛り上がってとてもキレイ?(いや不気味?)なものもあって

学生さんも興奮気味です。

bio20100518-03 2_320



実習室がとってもにぎやかなので

他の学生さんには休み時間?と思ってしまうくらいですが



説明をするときは静かに聴いているし

しっかりシャーレの様子をスケッチして、レポートもまとめています。

bio20100518-04 2_320

bio20100518-05 2_320



私も 学生さんの元気に負けないように

頑張らなくては・・・

と思う、今日この頃です。

クラゲハンター・今回の獲物は?

内地出身の者としては、桜と梅と桃は開花時期の違いから無意識に判別していましたが、


北海道ではこれらが一気に咲き競うので、未だに間違えることがありあます。

自然環境学科の先生に聞けば分かるのでしょうが、

花より団子派なので、未だに聞けていません。。。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、GW中、学校が閉館していたこともあり、

岡本は一日おきに学校の鍵を開けて魚の世話をしに来ていたのですが、

さすがに気候も良くなってきたため、GW明けの土日に学生からお休みをもらって、

魚の世話をお願いして道南へ出かけてきました♪





毎回、海に行く時は、例え獲物がクラゲではなくとも、

必ずクラゲの存在を確認するほどクラゲ好きな岡本は、

今回は完全にクラゲハンターとして車を走らせました。





たまたま、昼食を取ろうと立ち寄った、某漁港。

その日は風もなく、波もなく、穏やかな水面だったため、絶好のクラゲ採集日和。

漁港の縁にうつ伏せになり、上半身を海に乗り出して、

最大限の視力を使ってクラゲを探すと、ちっちゃいクラゲがい~っぱいいました!



今回の獲物は、こちら。



IMG_8223



かなり小さくて、傘径1~2mmくらいでしょうか。

ピコピコ泳いでいるクラゲを、スペシャルクラゲ捕獲器(柄杓に突っ張り棒を付けた物)


ですくって、よ~く見ると、なんだかクラゲにしては変てこな雰囲気。



IMG_8222



ほとんどのクラゲは傘縁にしか触手がないのですが、

(触手とは、傘の縁からダラダラ出ている脚のような腕のようなもの)

このクラゲは外傘の表面からもピョコピョコと触手が出ていて、

まるで小さなサボテンのようです。



色々調べると、どうやらハシゴクラゲと呼ばれているクラゲらしく、

ネットで検索しても情報が少ないので今のところ手探りの飼育ですが

冷蔵庫に入れて温度を抑えると調子よく生きてくれています♪



この写真の真ん中のオレンジ色の部分が胃ですが、



IMG_8237



その周辺の白い粒々がおそらく、

アクチヌラという着生しないポリプではないだろうかと、期待のまなざしで見ています。




通年でたくさん飼育できる体制になれば、

1cm以下のチビクラゲとしては、海洋では2種類目の保有になります。





他に、クラゲ(刺胞動物)ではないのですが、



IMG_8247

IMG_8261



カブトクラゲとウリクラゲもゲット。(ちなみに有櫛動物)

この2種は飼育が大変なため、学生に見せるのが精一杯かもしれません。







岡本に快くお休みをくれた学生に感謝しながら、

このハシゴクラゲを海洋でどのような教材にできるかな~と考え中です♪

恒例の繁殖開始

健康診断の結果が来ました。

減っていたのは中性脂肪のみ。

悪玉コレステロールにいたっては、昨年の数値より微増。

健康診断までの、過酷な食事制限の苦しい日々は何だったのか。

来年の健康診断は、一年かけて数値を改善するか、ありのままの自分で勝負か、

日々、タラコを食べながら、思案中です。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、毎年7月に、カギセンの文化祭が開催されますが、

海洋ではもう恒例になった模擬店での熱帯魚販売に向けて、

ベタの繁殖を開始しました。



ベタのオスはとってもキレイ。

今年はこんなベタたちを仕入れてみました♪



IMG_8183



キレイなオスたちですが、とてもケンカっぱやいので、

共同生活できません。

お店でも、個別に瓶詰めされて売られているように、

一緒の入れ物に入れるとケンカしまくりなので、

海洋でも瓶詰めして飼育しています。





一方、メスはオスほどキレイではありませんが、

それでもなかなか美しいのです。



IMG_8187



グッピーなどの遺伝ははっきりしていますが、

ベタの遺伝は出たとこ勝負な因子もあったりして、

必ずしも狙い通りの子どもが得られないこともまた、

楽しみの一つでもあります。

同じ兄弟でも、随分色が違うこともあるんですよ。





班分けをした後、5組のベタのペアをどのように決めようか?

と言ったら、学生からドラフト会議を開きたいとの申し出が。



IMG_8204



ちゃんと希望のベタがバッティングした時はくじ引きして、

平等に自分達のベタを決定していました。





早速、セッティングして、



IMG_8203



繁殖の開始です。

いきなりいい雰囲気のペアがいたり、

メスに対して猛烈な攻撃をかけるオスがいたり、

斑によって先行き不透明な感じですが、

いずれにしても、どの斑も楽しみにしている様子。



岡本も、どの組み合わせからどんな仔魚たちが生まれるのか、

今からワクワクしています。



ベタ繁殖に動きがあれば、随時お伝えしたいと思います。