幾何学的に美しい生物

内地出身の私が北海道に来た当初、一番困惑した方言(?)が

「岡本さん、ダンプ持って来て」でした。

雪はねのためのママさんダンプという道具を指しているとは想像もつかず、

「免許、持ってません」と即答しました。

てっきりダンプカーのことかと思ったもので。

でも、方言っていいものですよね。

北海道弁、大好きです。







お元気ですか。海洋生物学科の岡本です。







さて、先日、トンガリくんを見た「浮遊生物学」ですが(過去の記事を参照ください)、

動物プランクトンを見たら、ぜひとも植物プランクトンも見て欲しくなります。



で、今回は、とても美しいプランクトンを見てもらいました。



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珪藻です。

海産植物プランクトンの中でも、メジャーな藻類です。



真ん丸いタイプの珪藻を中心目といいますが、

本当に真ん丸くて、しかも表面の紋様が幾何学的で美しいです。



学生達はトンガリくんほど感動してくれませんでしたが、

トンガリくんより珪藻の方が小さいので、顕微鏡下で発見するのに一苦労したみたいです。



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苦労した分、発見した時の喜びもひとしお。

かつ、表面の紋様にピントをドンピシャで合わせることができれば、

ちょっと自慢したくなります。



珪藻を分類する要素の一つに表面の紋様が重要になってきますので、

スケッチでは紋様をよく観察して描くようにお願いしました。



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みんな、なかなか真剣に観察していました。



この珪藻は、Arachnoidiscusの一種だと思われますが(クモノスケイソウかな?)、

テングサ類なんかに付着している珪藻なので、

厳密にいうと「プランクトン(=浮遊生物)」ではありません。



でも、プランクトンは肉眼で見ることができないものが多いですから、

珪藻という生き物の雰囲気は知ってもらえたと思うので、

やっぱり現物を観察することは重要だな~と思います。







プランクトンの観察は、今年度は今回で最後でしたが、

来年度のために、また、岡本はせっせと海へと採集に繰り出す予定です。

学生に見てほしい生き物がたくさん採れますように。