材料実験3回目♪(最終回)

新年明けましておめでとうございます。

みなさんはどのようにしてお正月を過ごしましたか?

私の場合は・・・、食べては寝ての繰り返しでした(笑)

お正月には観たい番組が沢山あるし、美味しいご馳走が出てくるでしょ。

だから一歩も外へ出ることがないんですよ(笑)

はあぁ、少しは運動して痩せないと・・・ね。



さあ、新年を迎えまして今年最初の建築ブログです。

はい、今日は材料実験の最終回を書きたいと思います。



前回はモールドにコンクリートを詰めて終了しましたが、今回はこの供試体を破壊します。

硬化した供試体に圧縮力をかけて、何kg(N)の荷重をかけたら破壊するかと調べます。

それと、異形鉄筋の引張強度試験もおこないます。

異形鉄筋とはコンクリートの内部に配置する鋼材です。

コンクリートは圧縮に強く、異形鉄筋は引っ張りに強い建築材料です。

この2つが組み合わさった構造が鉄筋コンクリート造となります。



では、写真を見ていきましょう。

あれ、前回と状態が違いますね。(前回はモールドにコンクリートが詰められた状態)


実は打設した翌日にキャッピングを施して水中養生をおこないました。

コンクリートは水硬性材料(水と反応して硬化する性質)なので、水中でも硬化します。


水中で養生をした方が温度変化も少なく、安定して硬化するので水中に沈めておきました。



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では早速水中から取り出して、圧縮強度試験をおこないましょう。

圧縮強度試験機はこちらです。



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この圧縮強度試験に供試体を所定の位置にセットします。

慎重にセットしていますね。



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次に手動にて圧力を供試体にかけていきます。

テコの原理を利用して油圧をかけます。



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ある程度のところまで圧をかけると手に持っている棒の抵抗が突然なくなります。

そのところが破壊した時の圧縮力となります。

この供試体では10トンくらいでしょうか。



ここで破壊された供試体をお見せしたいのですが・・・

すいません、写真撮るのを忘れていました(汗







では次に、異形鉄筋の引張強度試験です。

引張試験に使う機械は万能試験機といいます。

この機械で30トンまで引っ張ることが出来るんですよ。

凄いでしょ?それに実はこの万能試験機は昭和40年代に製造されたものです。

これまた凄いでしょ。もちろん正常に動きます。

大したヤツですね。



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万能試験機に異形鉄筋をセットした様子。

白いチョークがついていますが、ここにはポンチで傷をつけたという目印がついています。

異形鉄筋は破断する前と後では長さが変わり、その長さから鉄筋の伸び率を調べることができます。



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一所懸命にグラフの針に注目していますね。

その真剣な眼差し、普段の授業でも見たいな。



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さあそろそろ破断です・・・・・、



バッキーーーン!



破断時に出る音はかなり大きい音。

アレッ?学生達は初めて聞く音なのに大した驚いていません。

驚いているのは・・・、何度も聞いているはずの私だけでした(笑)



もちろんシャッターチャンスを逃しました。

なので、破断した後の異形鉄筋をご覧ください。

引きちぎられたって感じの切り口でしょ。

破断直後に切り口を触ると結構な熱を持っています。



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ちなみに破断時の引張力は、16,500kgでした。

こんな細い鉄筋で16トンの荷重に耐えられるんです。

異形鉄筋って凄い建築材料ですね♪



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以上で今年の材料実験は終了となりました。

どの学生達も楽しみにしていたのでとても一生懸命でしたよ♪

皆さんもぜひ材料実験を体験してみませんか?